即物的簡潔主義者の悪文グルーヴ

都内で院生やってる男が吠えます。遠く吠えます。

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【毒舌論⑤】毒舌的コミュニケーションの作法

ようやく本題。 昨今、有吉をはじめとしてマツコデラックス、坂上忍、小藪千豊など芸人の枠を超えて毒舌タレントが大流行していて、その理由はといえば端的にいって視聴者がそれを求めてるからということになるんだろうが、そうして毒舌タレントが人気を博す…

【毒舌論④】有吉弘行の毒舌芸にみる理念性と共感性の融合

そろそろまとめ入ります。いきなりこんな大長編になるとは。。笑ビートたけしや爆笑問題太田のような従来型の毒舌芸人と、有吉とのいちばんの違いはどこにあるのか?たとえばビートたけし。彼の芸風は、徹底して世間、ときには観客までも攻撃対象とし、実際…

【毒舌論③】有吉弘行の毒舌芸にみる理念性と共感性の融合

つづき。 有吉弘行といえばみなさんご存知のとおり、猿岩石で一世を風靡したのち長らく不遇の時代を過ごし、やがてあだ名芸で復活、さらにこれを毒舌芸にまで昇華させて成功した芸人である。 毒舌芸人として一番脂が乗っていたころの発言をすこしだけ引用し…

【毒舌論②】有吉弘行の毒舌芸にみる理念性と共感性の融合

ぺたっとな。と貼って終わろうとしたんだが、やはりブログの文体とレポートのそれは醸す雰囲気がだいぶ違うので、ブログ用に改めて書き直すことにした。それがこれ。↓ ここ数年急激にもてはやされるようになった言葉にコミュニケーション能力、というものが…

【毒舌論①】有吉弘行の毒舌芸にみる理念性と共感性の融合

有吉弘行といえばいまやテレビバラエティの顔ともいうべき人気芸人で、MCとかをやるようになってからは正直毒舌芸というより本音トーク&ゲラ笑いといった印象の方が強いのだが、再ブレイクしはじめた07~11あたりの毒舌はすごかった。 今回は有吉の毒舌芸に…

開始宣言。

さて、即物的簡潔主義者の悪文グルーヴ、はじまります。 このブログは、齢23にしていまだ自己と世間のギャップに悩む不肖ワタクシmutifictionoonが、その身体と言葉でこねた思考を垂れ流し、やがて世間の需要と「私」の本音が接続される場所を発見、ついに…